何も考えずに土地を選んでしまうと、住んでから後悔する可能性があります。
決して安い買い物ではないため、やっぱり引っ越したいと思っても気軽にはできません。
ここからは、後悔しないための新築住宅や中古住宅の土地選びのポイントについてご紹介します。

土地選びの重要性

一見利便性の高そうな土地に見えても、実際住んでみたらその他の点が気になって失敗したという後悔をしてしまう可能性があります。
そのため、土地選びは重要です。
理想の住宅をイメージできても、逆に土地がなかなか決まらない場合もあります。
土地選びでは、まず利便性だけでなく隣近所の雰囲気や今だけでなく20～30年後も問題なく住めそうか、家族構成に合うかなど、多角的に見ておくことが重要です。
さらに、現地に行き自分の目で確かめましょう。
写真では良さそうに見えていても、実際に見るとイメージと違うこともあります。
利便性が高いだけなくさまざまな面から魅力的な土地は、すぐに買い手がつきます。
じっくりと考えすぎているうちに取られてしまう可能性もあるので、早めに決断することも大切です。

土地選びのポイント

ここからは、土地選びのポイントについてご紹介します。

・譲れない条件をクリアしているか見る

これだけは譲れないという部分をまず考え、クリアしているかをチェックしましょう。
どうしても駅から徒歩5分以内が良い、徒歩圏内にコンビニやスーパーがなければ嫌などと決めておきます。
しっかりと理想を整理してから土地を選ぶと住んでからも満足できるでしょう。

・騒音や治安もチェック

どんなに利便性が高くても、交通量が多く臭いが気になる、交通量が多く夜間でもうるさいと感じるなど、難点があると住んでからストレスになってしまいます。
昼間だけでなく夜間などもチェックし、周辺環境を見ておきましょう。

・災害のリスクがあるかどうか

令和6年能登沖地震で石川県は大きな被害にあいました。また私達の住まいのある地域では一部、側方流動による地盤の液状化が発生しました。
今後もいつ災害が起きるかわかりません。
土地によって津波が来やすい場所や地盤が弱く地震の影響を受けやすい場所もあります。
事前にハザードマップや市区町村のホームページで調べられますので、土地を購入する前に見ておきましょう。

まとめ

新築住宅や中古住宅の土地を選ぶ時には、利便性のほか、自分たちの譲れない条件を満たしているか、今だけでなく将来も困らない場所かなど、さまざまな角度から見て決めましょう。
周辺環境や災害リスクのほかにも、道路や隣地との境界線、インフラが整備されているかどうかもチェックしておくと安心です。