コラム

地震に強い家づくりのポイント 

高気密高断熱住宅

令和6年能登半島地震で私達が住んでる石川県は大きな被害に遭いました。これから家を建てるお客様には安心して住める家を実現するためにいくつかのポイントを紹介します

地震に強い家づくりのポイント

地震に強い家づくりは立地選びから始まります。
こだわりたいポイントを見ていきましょう。

・リスクの低い地盤を選ぶ

埋立地など地盤が弱いと液状化リスクや倒壊リスクが高まります。
地域のハザードマップや地盤サポートマップを参照するほか、必要に応じて地盤調査を行い、強固な地盤を選びましょう。また調査した結果、地盤はあまり強くない場所などもあります。そこで大切なのは地盤改良工事です。予算は上がりますが、これから家を建てる方は調査結果が悪くなかったとしても地盤改良工事を必要経費として予算に入れる事を強くお勧めします。

・基礎工事をしっかりと

基礎工事は家を支えて、地震の揺れや倒壊リスクを抑えるために重要となる基本部分です。
地盤の状態に合わせて最適な工事を選ぶことがおすすめです。
相続した土地など地盤が選べない場合には、基礎工事で地盤の補完を図りましょう。
基礎の種類もいくつかありますが、ベタ基礎をおすすめいたします。
ベタ基礎は、建物の全範囲にコンクリートを打つことで、面で建物を支える工法、杭基礎は地盤に杭を差し込んで建物を支える工法で、軟弱な地盤で用いられるほか、耐震性を強化したい時にも採用されます。

・地震に強い構造にする

建物の地震対策として、強い構造にするのであれば、モノコック構造をお勧めします。ムラジ建設が採用するSW工法ではモノコック構造に加え、制振テープも採用していますので繰返しの地震にも強いです。

・軽量な屋根にする

屋根材が重いと重心の位置が高くなり、建物が傾くことや屋根材が落下するリスクが高まります。
軽量な屋根にすることで揺れを抑え、倒壊リスクを抑えることが可能です。
金属屋根を選ぶなど、軽量化を検討しましょう。

まとめ

地震に強い家づくりのためには、地盤選び、基礎工事、耐震・制震に強い工法、軽量な屋根の設置など必要に応じた対策を考えましょう。

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