今から20年ほど前に開発されたスーパーウォールは、気密性や断熱性の高いパネルとして現在も注目されています。
このスーパーウォールは、ただ断熱性が高いことによって快適に過ごせ、光熱費削減につなげることができます。
今回は、省エネ住宅に注目してスーパーウォールについて解説いたします。

スーパーウォールとは

スーパーウォールは、1995年に株式会社LIXILによって開発された高性能住宅用パネルです。
硬質ウレタンフォームを使うことで、気密性や断熱性をアップさせることができ、高気密かつ高断熱、高耐震構造の住宅を建てることができるのです。
スーパーウォール工法によってスーパーウォールのパネルを組み込むと、外力を建物全体に分散できるのでバランスを取ることができ、耐震効果を期待できるので、地震大国である日本にとても最適な住まいを建てることができます。

スーパーウォールなら光熱費を大幅削減できる！

スーパーウォールは、断熱材を使用してパネルを組み合わせて作られていることから、建物全体が断熱材に包まれた状態になっています。
そのため、部屋それぞれ温度差もほとんどなくなり、近年話題となっているヒートショックや熱中症などを防ぐことができるでしょう。
スーパーウォール工法は、建物の隙間を表すC値が1.0が基準になっており、一般的な戸建て住宅のC値5.0と比べてもとても気密性の高さを知ることができます。
建物に隙間がないということは、それだけ外気の影響を受けづらくなるので、冷暖房の効率もアップしますし、夏は冷房なしでも涼しく、また冬は暖房がなくても暖かく快適に過ごすことができるのです。
近年、夏は酷暑、冬は厳しい寒さで知られる日本ですが、物価や電気代も高くなっており、できるだけ光熱費を削減したいという方も多いことでしょう。
スーパーウォール工法ならば、エアコンや暖房器具を使わずとも室温を外気に影響されることなく保つことができるので、光熱費を大幅削減することができるのです。
ランニングコストを抑えるにもスーパーウォールは最適です。

まとめ

いかがでしたか。
スーパーウォールならば、断熱性に富み、気密性もあるので一年中暖房やエアコンに頼り切らなくても、とても快適に暮らすことができる住まいを手に入れることができます。
省エネ住宅を検討されている方は、光熱費を大幅削減でき、とてもお得感のあるスーパーウォール工法での住宅を検討されてみてはいかがですか。