コラム


結露を防ぎカビ・ダニ対策にも!スーパーウォールの調湿性能

冬場の窓ガラスなどに結露が発生すると、窓周りやサッシ、窓下の壁や床などにカビが発生してしまううえ、室内全体がジメジメし、ダニも発生しやすくなります。
結露は建物を劣化させ、健康にも影響を与えるやっかいなものです。
そんな結露を防ぎ、カビ・ダニ対策にも役立つ、スーパーウォールの調湿性能についてご紹介します。
スーパーウォールの調湿性能
スーパーウォール工法は、スーパーウォールパネルを用いた高気密で高断熱な構造と、高性能な24時間換気システムが一体化した工法です。
断熱には、水分や湿気が浸透しにくい硬質ウレタンフォームが使用されており、室内から内壁に湿気が入り込むのを防ぎ、断熱材内部や壁体内結露を防ぐことができます。
室内においては、高気密と高断熱で外気と室内の空気の出入りをシャットアウトし、温度差を防ぐことで結露の発生を予防してくれます。
換気システムにもこだわっており、温度のみを交換して湿度は交換しないヨーロッパ製の顕熱交換型ではなく、温度も湿度も回収できる全熱交換型を基本にしている点も見逃せません。
ヨーロッパの風土と異なり、日本は夏場は高温多湿で、冬場は過乾燥になりやすいため、日本の風土や気候にマッチした熱交換器を基準にしているのです。
顕熱交換型換気型の場合、湿度調整が行えないので、日本の冬の時期には乾燥した外気をそのまま取り入れてしまいます。
その結果、室内の湿度が下がってしまい、乾燥がいっそうひどくなります。
全熱交換型換気型であれば、温度だけでなく湿度も交換できるので、快適な湿度を保つことができます。
結露を防ぎカビ・ダニ対策にも
冬場は、寒さをしのぐためにストーブを使って、空気中に水蒸気が大量に含まれる一方で、乾燥を感じて加湿器を使用するなど、室内は水蒸気でいっぱいになり、それが外気の影響を受けた冷たい窓に触れると結露を引き起こします。
スーパーウォールの家は高気密で断熱性が高いので、外気と室内の空気の気温差を防ぐとともに、暖かさが保ちやすいので、ストーブをガンガン使わなくても快適に過ごせるでしょう。
結露が防げるので、カビも発生しにくく、絨毯や布団にダニが発生するリスクも抑えられます。
まとめ
スーパーウォール工法の住宅は、気密性と断熱性で外気と室内の温度差を抑え、高性能な換気システムを通じて快適な湿度を保つことで、調湿性能を発揮してくれます。
結露が発生しにくく、結露や湿気によってもたらされるカビを防止し、ダニ対策にも有効です。