コラム


最新の住宅ローン金利と金利の推移

マイホームを手に入れるには、多くの方が住宅ローンを利用します。
住宅ローンを借りるうえでは、借りる際の金利水準により、毎月の返済額や総返済額に大きな差が生じるため、金利と金利の推移が気になるところです。
この記事では、2024年12月時点での最新の住宅ローン金利と金利の推移についてご紹介していきます。
最新の住宅ローン金利
2024年12月における、各銀行の平均的な住宅ローン金利は以下のようになっています。
詳しくは、最新の情報や借入を希望される銀行の情報を確認してください。
・フラット35 (借入期間21年以上35年以下)
フラット35は、借入期間中ずっと金利が固定されるタイプで、長期固定金利により返済計画が立てやすいのがメリットです。
融資率9割以下の場合で年1.860%~年3.570%、9割超の場合で年1.970%~年3.680%です。
・固定金利選択型・フラット35(20年)
固定金利選択型は、ご自身で固定金利にする期間を選択できるタイプです。
固定金利期間以降は変動金利が適用されます。
将来金利が下がると考える場合に有利です。
2024年12月時点では、大手都市銀行を見ると、固定期間2年で3.8%前後、5年で3.35~4.3%、10年で3.6~4.25%、20年で4.3~5.87%です。
大手3銀行でもかなりの開きがあるので、さまざまな銀行を比較することや優遇が受けられないか確認しましょう。
・変動金利型
変動金利は、金融情勢に合わせて変動していくタイプです。
2024年12月時点では2.4~2.8%程度の銀行が多いです。
今後の金利の推移から検討したい金利タイプ
住宅ローンの金利タイプを選ぶうえでは、借りる時点だけでなく、今後の推移を考える必要があります。
金利が上昇傾向にあると予測する場合、現時点が一番安いということになるので、その時点の低い金利で長く固定されるタイプを選んだほうが有利です。
逆に金利が今がピークで、今後下がっていくと予測するなら、変動金利を選んだほうが有利です。
2024年時点では、金利はじわじわと上昇傾向にありますが、長く返済していく住宅ローンですので、毎月返済の安定も考えて検討しましょう。
まとめ
最新の住宅ローン金利と金利の推移を踏まえた住宅ローンの金利タイプの選び方をご紹介しました。
金利が上がると思うなら固定金利、金利が下がると思うなら変動金利タイプを選ぶほうが、利息負担は少なくなります。