コラム


マイホームの購入に頭金は必要なの?

マイホームを購入する際は、住宅ローンを利用される方が一般的に多いですが、住宅ローンのほかに頭金も用意しなければならないのではないかと考えられている方も多いことでしょう。
頭金がまだ用意されていないのでマイホームを買い悩んでいる方もいらっしゃると思いますので、今回はそんな皆さんのために頭金の必要性について解説いたします。
マイホームの頭金とは何?
マイホームを購入する際に、頭金をどうするか悩まれる方が多いです。
そもそも頭金とはどのようなものでしょうか。
頭金はローンを借りる前に住宅購入費用の一部として事前に支払っておくものです。
頭金を支払うことで住宅ローンの借入金を減らすことができるので、後々のローンの負担を軽減することにつながります。
頭金は、一般的に住宅購入価格の10%から20%ほどを用意されることが多く、残りの80%から90%で住宅ローンを組んでいきます。
頭金の必要性について
頭金は必要かということについては、必ずしも必要というわけではありません。
現代の日本では、頭金なしでも住宅ローンを組むことができ、実際に頭金なしでマイホームを購入されている方もたくさんいらっしゃいます。
ただ、頭金を入れることで、返済しなければならない借入金を減らすことができ、借入金利を低くできるといったことも考えられます。
できるだけ後々の負担を減らしたい方には頭金を事前に支払われると良いでしょう。
また、頭金を入れることで、ローンの審査に通りやすくなるといったことも考えられます。
このほか、若くしてマイホームを購入されている方は良いですが、50代近くになってから住宅ローンを利用される方などは、頭金を入れておいたほうが審査も通りやすくなるので安心なケースもあります。
頭金なしの住宅ローンはあり?
頭金なしで住宅ローンを利用するのはもちろん、先ほども申し上げたようにありです。
それに、メリットもいくつかあります。
頭金なしにすることで、持っている資金を残しておくことができます。
お子様がいる場合は、進学などにある程度の資金が必要になってきますし、住宅のメンテナンスは必要ですから、その時のために残しておく必要もあるでしょう。
ある程度の貯蓄や資金は残しておくに越したことはありません。
また、住宅ローン控除を受ける場合、借入額が多いほど控除額が大きくなるので、節税につながるでしょう。
住宅ローン控除が終わってから、繰り上げ返済して返すというのも一つの手段です。
まとめ
いかがでしたか。
頭金がなければ住宅ローンは利用できないということは決してありません。
頭金がないために買い渋りをされている方はぜひマイホームの購入をご検討ください。
頭金なしでもローンを組むことはできますし、意外にも節税効果を得られるといったメリットもありますので、特に若い世代の方は頭金なしで組むというのも検討されると良いでしょう。