コラム


SW工法の建築スケジュール

SW工法の建築スケジュールを解説!
SW工法の家は、隙間風や外からの熱を気にせずに快適に過ごせるのが魅力です。
どのような流れで家を作るのだろうと気になる方もいるでしょう。
そこで、本記事では、SW工法の建築スケジュールを解説してきます。
SW工法とは?
SW工法(スーパーウォール工法)は、木造軸組工法に高性能SWパネルを取り入れた木造住宅工法を指します。
SW工法で造られた住宅は、断熱性能や気密性に優れているため、夏の暑さや冬の寒さに強いのがメリットです。
遮音性も高いので、騒音を気にせずに過ごせます。
さらに、地震や台風などの災害にも強いというメリットもあります。
SW工法の建築スケジュール
SW工法は、建物の一部だけの施工にも対応できます。
建物の状態によっては、住みながら工事を行うことも可能です。
ここでは、SW工法で新築住宅を建てる際の建築スケジュールをご紹介します。
1.地盤調査
最初に、地盤調査を行って、土地の状態を詳しく調べます。
必要があれば地盤の改良や既存建物の解体工事なども取り行います。
2.地鎮祭
施主様の希望があれば、地鎮祭と呼ばれる神事を取り行います。
3.基礎工事
地鎮祭が済んだら、家の土台となる基礎工事に取り掛かります。
配筋組立、型枠組立、土台敷き込み、気密パッキンの取付作業などを行います。
- 建方(建前)
基礎工事の後は、柱や梁などの構造材を組み立てる建方を行います。
この際に、上棟式を取り行うケースもあります。
5.SWパネルの取付作業
主要な構造材の組み立ての後は、SWパネルの取付作業を行います。
この段階で、SWパネルを隙間がないように覆うことで、気密性や断熱性に優れた家に仕上がるのです。
施工図に従いながら、SWパネルを正確に取り付けていきます。
SWパネルは、断熱材と一体化した構成となっているのが特徴です。
そのため、柱にはめ込むだけで筋交いや断熱工事までの作業を一度に終えることができます。
構造体と開口部の作業が完了したら、気密測定を行います。
6.屋根工事
SWパネルを取り付けたら、屋根の工事を行います。
7.内装工事・外壁工事
屋根工事の後は、内装や外壁の工事を行います。
8.完成
すべての工事が完成したら完了です。
SW工法のまとめ
SW工法を用いて建てた住宅は、断熱性能や気密性に優れており、災害にも強いのが特徴です。
建築スケジュールは、木造住宅を建てる場合とほぼ同じですが、建方が終わった後にSWパネルの取り付け工事を行います。
SWパネルで家全体を隙間なく覆うことで、快適に暮らせる家に仕上がります。